2018年9月13日木曜日

I felt something in Australia. ~私はオーストラリアで何かを感じた~

越谷市立栄進中学校2年 中里 海渡

 僕がこの事業に応募しようと思ったきっかけは去年の派遣生が2学期の始業式で行った使節団の活動報告会である。その時に、オーストラリアの素晴らしさを聞き、応募を決意した。僕が今回使節団としてオーストラリアに行き、特に強く感じたことが三つある。
 一つ目はオーストラリアには非常に多くの人種が暮らしているということである。今回訪問した施設の中の一つに、学校がある。そこでは様々な違う人種の生徒たちが生活していた。また、僕たちを案内してくれたスクールキャプテンの中にも様々な人種の生徒がいて、お互いに差別することがなく、尊重しあいながら生活しているんだと改めて実感した。日本ではほとんどが同じ民族であり、人種やその差別に対する意識がオーストラリアと比べると低いような気がした。そのような点からしても、みんなが気持ちよく過ごせるオーストラリアの多文化主義はとてもすばらしいと思った。
 二つ目は、日本は外国からとても信頼されている国なのだということである。僕は昔から、外国人から見て日本はどのように思われているのだろうと疑問に思っていた。そして今回、ホームステイ先のお父さんが日本のイメージについて話してくれた。その話ではオーストラリアでは特に、日本車の人気がとてもあり、日本のメーカーはとても信頼されているとのことだった。日本国内にいると日本の商品と外国の商品を比べる機会があまり無かったため、その話を聞いた瞬間、自分が日本人でいることがとても誇らしく思った。
 しかし外国目線で日本を見るという点ではもう一つ衝撃を受けた場所がある。それは戦争記念館だ。僕の今までの戦争のイメージは、日本がとても大きな被害を受け、敗戦したと言う日本の立場から見たものだった。しかし、今回オーストラリアの戦争記念館を訪れ、オーストラリアの立場からも戦争について見ることができた。そして、戦争で日本は大きな被害を受けただけでなく、他国にも大きな被害を与えていたことや、その被害を受けた国の気持ちなど、日本国内にいては、なかなか感じられない貴重な経験をすることができた。
 三つ目はオーストラリアの人々はみんなフレンドリーだと言うことである。現地では、ホストファミリーや姉妹都市協会の方をはじめ、たくさんの人と出会った。そして、そのほとんどの人が初対面の自分でも、明るく楽しく話しかけてくれた。また、今回の派遣事業に関わる全ての人々がボランティアなのだと聞いてとてもびっくりした。
 僕は、今回の派遣事業を通して様々なことを学ぶことができた。しかし、その後の成長は今後の生活にかかってくると思う。今後は、今回の貴重な経験を生かし様々なことに挑戦し、その経験をよりたくさんの人に伝えていけるよう頑張りたい。最後に、越谷、キャンベルタウン両市の協会の方々をはじめ、この派遣事業に関わってくれたみなさまにお礼を言いたいと思う。ありがとうございました。