柴田有加子人の温かさに触れて・・・

引率者 越谷市国際交流協会 柴田有加子

最初に引率のお話をいただいた時は、私にこのお話がきたことへの驚きと、また私に務まるかどうかの不安、また家族がいますので物理的に無理ではないか・・・様々な思いが胸の中を駆け巡りました。悩みましたが、なかなかないチャンス、私だけではなく家族にとっても良い経験になるのでは・・・と家族が背中を押してくれました。

6月12日(土)、派遣生とその保護者の方との初顔合わせです。緊張感の中にも垣間見れる派遣生達の“期待”と保護者の方達からお子様をお預かりする“責任の重さ”を強く感じました。もう後戻りは出来ません。初め恥ずかしがっていた研修生達も、回を追うごとに打ち解けあうようになり、リーダーの北郷さんを中心に始まった研修も、次第に子供中心へと移行し、こうして全6回の研修は瞬く間に過ぎていきました。私達引率者も今まで体験された方々からお話を伺ったり、自分なりに不安に思っていることを最小限になるよう調べたりもしました。“市長への表敬訪問”では、市長をはじめ、様々の方に激励していただき、越谷市の代表であるということを改めて自覚したようでした。

オーストラリアに着き、キャンベルタウンではホストファミリーと対面します。どのファミリーも温かく子供達を受け入れて下さいましたが、いつも元気な子供達も、この時ばかりは不安を覗かせていました。日曜日はホストファミリーと過ごし、4日目(月)の朝が来ました。この日から、8日目(金)までの間、昼間はバスで派遣生皆と行動を共にします。初日の車中は賑やかです。派遣生それぞれが早速体験した異文化を話し合い始めました。毎回、運転手の方をはじめ、2~3人の協会の方が引率して下さいました。皆一番に子供達の事を考え、いつも明るい雰囲気に場を盛り上げて下さり、派遣生達もそれに答えようと、子供達同士で英語を確認したり、私達にも聞いたりしてお礼をする等、その姿勢は素晴らしいものでした。朝の挨拶では、自然と派遣生同士でも英語が飛び交うようになりました。また、日本語を学んでいるという“ロバートソン小学校”を訪問した時は、日本語で大歓迎を受けました。お互いに歌の交換、折り紙、スポーツをしたりと、とても良い交流が出来、皆感動していました。

市長主催の歓迎会のパフォーマンスでは、少し不安があったものの「全力で、悔いの残らないように。」という一つの想いで、皆頑張りました。着物での“よさこいソーラン”、その後の“東京音頭”では、派遣生それぞれがホストファミリーと一緒に踊り、会場は大いに盛り上がりました。キャンベルタウンの方との心の交流を感じた瞬間でした。私達引率者を含めた青少年使節団は、このように人と人との触れ合いに感動したり、オーストラリアの歴史を学んだり、水の大切さを知り改めて日本での生活を振り返ってみたり・・・と常に考える事をしていた素晴らしい12日間を過ごす事が出来ました。またこの子供達やリーダーの北郷さん、いつも温かく優しい笑顔で接して下さったキャンベルタウンの方々との日々は、一生の宝物です。

最後に、このような素晴らしい機会を与えて下さった越谷市国際交流協会の皆様、越谷市、キャンベルタウン市の皆様、また応援してくれた家族に深く感謝致します。有難うございました。


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