中里マナホームステイを終えて

越谷市立西中学校3年 中里マナ

私は英語が大好きなので英語を母国語とする環境に飛び込み、コミュニケーションしてみたいとずっと思っていました。念願の機会を与えられ、私達中学生使節団は3月 26日、日本を飛び立ちました。私は、今まで経験したことのないホームステイへの不安と期待が入り交じり、飛行機の中では興奮していて充分に眠れませんでした。

翌日の夕方にはホストファミリーとの初めての対面の時が来ました。私はどきどきしながら日本にいる時メールで見た顔を必死に探し、記憶にあった顔を見つけた時はうれしくてたまりませんでした。“Nice to meet you, Mana”と言って抱きしめてくれた時にはこれまでの疲れが一気にどこかへ飛んで行きました。家に向かう車の中では英語で日本での生活について聞かれたのですが、思ったより話すスピードが速くて、どぎまぎしてしまいました。でも、これからの生活の中でどのくらい自分の耳が英語に慣れるのかが楽しみの一つに加わりました。

私のホストファミリーはBlackburn家でラグビー好きの一家です。ホームステイ初日、お昼過ぎからラグビーの試合を観戦しました。ラグビーはオーストラリアではとても人気のあるスポーツで、大音量で音楽が流れたり、観客がとても盛り上がっていたり、まるで日本のプロサッカーの試合のようでした。このようなところでも文化の違いを体感することができました。この日の夕食の後、お母さんが日本語の指差し手帳を持って来てくれたので、会話がはずみ、私の緊張もほぐれました。Blackburn家はまるで私が本当の家族であるかのように自然に振る舞ってくれました。18歳のお兄ちゃんはアルバイトで忙しく、ほとんど話をする暇がありませんでしたが、16歳のお姉ちゃんとは毎日学校や音楽や友達の話をして自分に本当の姉ができたようでとても嬉しかったです。また日本ではなかなかできない経験もしました。それはお姉ちゃんがいつもベビーシッターをしている家に連れて行ってもらったことです。男の子2人のお世話をしましたが、子供は私が外国人だと言うことに全くこだわり無く接してくれて本当のコミュニケーションの意味が分かったような気がします。この優しく温かい家族との日々は夢のように過ぎて行きました。

ついに最終日。お世話になった家ともお別れし、日本文化を紹介するために地区ホールに集合しました。茶道のお手前やロックソーラン節を披露したのですが、ホストファミリーの皆さんと最後の挨拶をする時、思わず泣いてしまいました。その後、帰国の途に着きましたが、越谷に到着してもまだ心はオーストラリアにあるようです。とても楽しく意義のある日々を過ごしてきたのだなと改めて思っています。そして海外の方と積極的にコミュニケーションできる自信がつきました。

最後になりましたが、私にこのような機会を与えて下さった方々に感謝したいと思います。本当にありがとうございました!!


2010年 第21回越谷市中学生使節団

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