小林敦子オーストラリアに行って

引率者 越谷市立大袋中学校教諭 小林敦子

この度、市内中学生を引率し派遣団としてオーストラリアに行ってきました。参加生徒は、「越谷市の代表」であり「姉妹都市交流の架け橋」という重要な立場を自覚しており、随所でそれを実践する行動が見られたことは素晴らしいことでした。オーストラリアの文化について感じたことを以下にまとめてみました。

○食生活について…普段から洋食に慣れているのか、ハンバーガーやパンの生活にはすぐになじめたようで、バーベキューなど肉が中心の食事でした。帰国した日に成田から帰る途中、おにぎりとお茶を買っている生徒が多く、「やはり日本人なんだなぁ」と再認識しました。

○お店について…大きなショッピングモールに買い物に行く時、エコバッグを常に用意しているのに感心しました。肉はスライスがあまりなく、野菜もキロ買いで、ジュースや牛乳のボトルもビッグでした。閉店時間は早く、イースターのための店休日が2日もありました。あちこちでATMを見かけました。

○モーニングティーの習慣、寝袋での宿泊、サマータイムの切り替え(4月第1日曜日の午前3時が午前2時になる、つまり1時間たくさん眠れる!)、甘すぎるケーキやアイス、間近で見たコアラやカンガルー、どれも新鮮で堪能してきました。

○オーストラリア英語…スペルがアメリカ英語と異なる語がいくつかあり、生徒達にも確認してもらいました(centerとcentreなど)。 特有の発音にも徐々に慣れていきました。

☆外国語学習について…多くの生徒が「単語でも通じた!」「聞き取れるようになった!」と言い、‘多少のミスは恐れずコミュニケーションを取ることが大切’であると実感したようです。これをきっかけに「もっとたくさん話せるようになりたい!」「家族同士で話していることも聞き取れたらいいな」など一歩進んだ目標を持った人もいると思います。

☆学校訪問について…パブリックスクール(小学校)への訪問を通して、日本の生徒達の英語力では、同年代よりも7~10歳くらいの子供達との交流の方がうまくいくのかな、と感じました。「もっと他の学校へも訪問したい。」という声を多く聞きました。

☆文化を伝えること…学校訪問や各家庭での交流の他に、‘ありがとうパーティー’としてホストファミリーをはじめ一般市民も参加できる交流会を企画し実行しました。自国の文化をよく知るきっかけにもなり、異文化交流の担い手として活躍してくれました。

今回の派遣にあたっては、越谷市、教育委員会、国際交流協会、職場の方々など多くの方々にご理解いただいたことに感謝しています。また現地では、市長さんをはじめとし姉妹都市協会の方々に温かく迎えていただき、25年以上に渡る交流のおかげで今回もこの事業が進められていることをあらためて実感し身が引き締まる思いがしました。今後とも二都市間、二国間の交流がさらに深まっていくこと、今回の使節団の生徒達がより国際交流に貢献していくだろうと祈念しております。関係者の皆様に心より御礼申し上げます。


2010年 第21回越谷市中学生使節団

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