渡辺栄一キャンベルタウン訪問を終えて

リーダー 越谷市国際交流協会 渡辺栄一

3月27日の出発式後に中学生使節団(女子10名、男子5名)は成田空港を飛び立ち、シドニー空港へ28日朝到着。多くの関係者の出迎えを受けて初日がスタートした。

越谷に滞在した経験のある若いOBが毎日ボランティアで同行してくれて、生徒たちとのコミュニケーションを図ってくれた。お蔭で現地での研修スケジュールがスムーズに運営され、これらの機会を通じて使節団の英会話力は日増しにアップした。

学校訪問では全校生徒から熱烈な歓迎を受け、われわれ一同は大感激すると共に練習を重ねてきたパフォーマンスを初披露。授業で折り紙を教えたり、また算数の授業も体験し印象深い研修となった。その後の市長主催歓迎会では副市長をはじめ関係者多数が出席し、友好関係を更に深めた。会話の中で、サブプライムローン問題も飛び出し、世界同時不況の様相が強く感じられた。一方今回のホストファミリーを引き受けてくださった方々、協会幹部の方々とも会話が弾んだ。歓迎会でのパフォーマンスは自信に溢れ、元気よく歌い、出席した方々も一体となって応援してくれた。

翌日には一泊二日の研修でウォンビアン鍾乳洞へ。ロッジでは寝袋で宿泊を体験した。ホームステイで英語漬けにあっていた生徒達同士はいきいきとおしゃべりに夢中になっていたようだ。その他にアボリジニのアート体験、ウーロンデリーでの開拓時代の歴史、公共施設見学等、また町のショッピングセンターではイースターエッグが各所に飾られ、キリスト教文化を垣間見ることが出来た。日本で毎年話題になるサマータイム(夏の間の長い期間に、時計を1時間進めて、昼の時間を長くする制度)を実施中であったが、帰国時には秋となり時計を元に戻し、変更当日は睡眠ボーナスを1時間もらい休養に当てた。

12日間の滞在を通じて両国の永年にわたる市民同士の力強い絆を感じると共に、この伝統を引き継ぎ、中学生使節団の事後活動の必要性を痛感した。

今回リーダーで同行した六笠先生の生徒に対する的確な指導力、およびタイムリーなアドバイスにより研修旅行が無事に終了したことに感謝したい。事前研修からずっと生徒たちとの関わりを通して若い優秀な順応力がある派遣生の大きなポテンシャルを感じた。このようなエネルギーをもつ次世代を担うにふさわしい人材たちが今後ますます自己研鑽を積み、社会に飛び立ってくれることを信じている。このような貴重な機会を与えてくれた越谷市、および越谷市国際交流協会の皆様に心よりお礼を申し上げます。

キャンベルタウン訪問を終えて


2009年 第20回越谷市中学生使節団

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