篠原千尋私と仲間とオーストラリアと

中学3年 篠原千尋

3月26日。いよいよ私たちはJAL771便でオーストラリアへと向かう・・・。

初めてのホームステイで、自分の英語がちゃんと通じるか、12日間も普段とは違う環境で生活できるかなど、とても不安だった。しかし、オーストラリアの文化を知ることができるのだと思うと、少し嬉しくなった。

シドニー空港に着くと、見慣れぬ風景が目の前に広がっている。何もかもが大きく、緑が生い茂り、秋なのに日差しが強く、人々は真夏の服装で街を歩いていた。英語が聞こえてくるたびに、私の不安は少しずつ増していった。

ついにホストファミリーとの対面の時が来てしまった。不安でいっぱいだったが、緊張しながらも必死で挨拶の言葉を探していると、Mumが日本語で話しかけてきた。私はすごく驚き、英語で話すべきか迷ってしまった。家に向かう途中、話を聞いてみると、前から少しだけ日本語を練習していたそうだ。単語を並べているだけではあったが、相手に私の言いたいことが伝わり、Mumと会話ができて嬉しかった。気がつけば、英語が通じないという不安は無くなっていた。むしろ、英語が通じたという喜びと、ホームステイに対する楽しみでいっぱいになっていた。皆が私に親切にしてくれて、苦に感じることなど何一つなかった。

使節団の1日の活動を終え、家で過ごしているとき、あることに気づいた。食器を洗うときに水を溜め、その中に食器を入れて洗っていた。ほかにもトイレの流す水が日本に比べて少なかったり、水を出しっぱなしにしたりなどはなかった。オーストラリアでは水を大切にしているので、水を無駄にしないための工夫だ。これは観光ではなく、生活をしている中で知りえることだと思う。その国の文化を知るということは、そこで生活をしてみないと分からないものだと実感した。

14人の仲間と過ごした日々で得たものは私にとって大きいものだった。仲間との絆、オーストリアの人々の絆、私たちは皆、1つの地球にいる。私たちは、お互いに行き来でき、平和に暮らせる町が、時間がある。本当に大切にしなければならないと思った。

このような機会を与え、支えて下さった方々、本当に有難う御座いました。


2008年 第19回越谷市中学生使節団

- 私の国際交流体験へ戻る -


↑このページの先頭へ