五島浩己国境を越えた中2の夏

越谷市立北中学校2年 五島浩己

僕が今回の派遣事業に応募した動機は、日本国内で英語を話す機会がほとんどないので、ぜひともオーストラリアへ行って、ネイティブな英語に触れて、英語能力を向上させたかったからです。さらに僕は日本とオーストラリアの小さな「かけ橋」になりたいと思いました。

事前研修の初回はみんな初対面なのでとても不安でした。しかも15名中男子は 三浦君と僕だけ。けれど、回を重ねることで団結力が強まり、みんながパフォーマンスを成功させたいと一生懸命練習に励みました。

メンバーと練習に励んでいるうちにオーストラリアへ向けて気持ちが盛り上がりながら、一方で実はホームスティのことがとても不安でした。見知らぬ僕を約2週間も受け入れてくれることに感謝しながらも、どんな家族なのか、僕は気に入ってもらえるのだろうかと考えたら心臓が飛び出しそうでした。でも日本庭園で待っていてくれたDadはすごく陽気で、Mamはとても優しい人でした。僕の緊張は続いたけれど、彼らの笑顔を見たら不安なんて飛んで行ってしまいました。そして日本では長男の僕に一気にElder brother and sisterができました。しかも頼もしいbrotherが二人!特に1歳上のSeanは一緒にTVゲームで遊んでくれました。

さて、僕たちはキャンベルタウンに到着後、休む間もなく活動しました。毎朝ホストファミリーに送ってもらい、コシガヤパークに集合。そこから本当にさまざまな体験が待っていました。オーストラリアに「アボリジニ」という先住民がいたことを今回初めて知り、文化の体験をさせてもらいました。また、テレビで見たことのある世界遺産「オペラハウス」を目の前にしてただただ感動しました。そんな毎日のスケジュールの中にキャンベルタウン市長主催の歓迎会が組み込まれていました。僕はそこで代表スピーチを担当しました。事前に内容を考えてはいたけれど、いざ本番を迎えると、自分でも驚くほど緊張していました。もちろん英語でのスピーチなので、下手な発音でも相手に理解してもらえるようにゆっくりと話すように気をつけました。そのあとは研修で練習してきたパフォーマンスを披露。出席してくれた方々も真似して踊ってくれた姿をみたときは、オーストラリアの人々は開放的な性格なんだなと思いました。一緒に踊ってくれたことがとてもうれしかったです。

キャンベルタウンに滞在していた間、本当にあっという間に時間が過ぎました。日本に帰ってきた日、道を歩きながら空を見上げて国境ってなんだろうと考えてしまいました。僕は今回の経験を生かしてどんどんと国境を越えて行きたいです。

最後になりましたが、このような素晴らしいチャンスを中学生の僕たちに与えてくださった越谷市国際交流協会の皆さまをはじめ、越谷市、キャンベルタウン市の皆さま、携わっているすべての皆さまに心から感謝しています。ありがとうございました。


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